北九州ユアサ産業電池株式会社
事業引継ぎ概要
| 相談企業 | 北九州ユアサ産業電池(株)(北九州市、代表者 波多江哲人様) |
|---|---|
| 譲受企業 | 千代田興産(株)(福岡市、代表者 前谷博久様) |
| 譲渡方法 | 株式譲渡 |
| 交渉期間 | 2024年2月〜2024年12月 |
相談企業の概要
北九州市に地盤を置く業歴75年の老舗企業。国内大手産業用電池の販売代理店であり、産業用電池の販売・設置工事を手掛けてきた。取引先は地場大手企業から官公庁まで幅広い。産業用電池をつなぐケーブルは他社に真似できない独自製品を開発しており、1本ずつ手作業で作る技術・ノウハウも持つ。
相談までの経緯
当社は親族で75年経営してきたが、波多江社長に後継者が不在。従業員にも後継候補者がみあたらず第三者承継を検討開始。千代田興産(株)はかねてより北九州地区への進出を検討していたところ、販売代理店より当社の紹介を受け、自社の経営資源とのシナジー効果見込めると判断し譲受を検討し始めたもの。
センターの支援内容
譲渡企業:企業概要署作成、買い手探索、トップ面談の調整、交渉項目の洗い出し、各種契約書の作成支援など
譲受企業:トップ面談の調整、条件面の意向伝達、DDの専門家紹介、各種契約書の作成支援など
事業承継後の新たな取組み
商談管理や受注管理のシステムを導入し、業務の効率化を図ります。また、事務所移転を実施し、作業環境の整備、生産性の向上を図り、働きやすい職場を作ることで従業員のモチベーションUPに繋げます。
後継者の思い
創業75年の実績を持つ北九州ユアサ産業電池(株)の伝統を引き継ぎ、既存技術やノウハウを活かしつつ、千代田興産(株)の知見・知識を追加することで、新たな販売チャンネルを開拓し、両社の成長と発展を目指していきます。





