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CASE

事例紹介

第三者承継

小さな会社でもM&Aは可能

信頼関係の上に成り立った納得の事業承継



2019年頃

現状を変えた一枚のチラシ

梅野氏は、自身の二代目としての苦労もあり、子供への親族承継は考えていませんでした。しかし、社員や職人さん達の事を考えると簡単に廃業するわけにもいかないという思いから、譲渡を考えていました。
そこで金融機関に相談し、小さな会社でもM&Aできると知った梅野氏。譲渡候補先・アニィホーム(株)の石山氏に「うちでよければ」と快諾してもらったものの、そこから先譲渡に向けて何から手を付けたら良いかわかりませんでした。そのような状況に加え、民間の仲介業者に依頼した場合の手数料や成功報酬がもったいないと感じていたタイミングで福岡県事業承継・引継ぎ支援センターのチラシを目にして、相談に訪れました。

2021年4月

センターへの相談、新たな問題の発覚

センターでは、まず一般的な第三者承継の流れの説明を聞き、抱えていた疑問や不安などを解消。相談する中で、承継ができたとしても、現状、石山氏は自社業務で手一杯のため、2つの会社の社長を兼任するのは難しいといった問題点も浮き彫りになりました。

2021年11月〜2022年4月

打ち合わせを重ね、皆が納得のいく譲渡契約へ

相談を重ねるうちに、梅野氏の中で譲渡する金額などの条件が固まったため、センターが中立な立場で間に入り、何度か石山氏とのトップ面談に立会い、双方の条件のすり合わせを行いました。双方に信頼関係があったためスムーズに話は進み、無事に合意に至りました。
センターからの「トラブルを生まないため、契約書として形に残すことが大切」という助言から、センター提携の弁護士に最終的な契約書作成を依頼しました(相談者負担)。
また、タイミングよく、石山氏に代わる新社長として、大手建材メーカーの営業であった藤﨑氏を梅野氏が口説き落としたことで、思ったより早く話がまとまりました。




承継して約1年。梅野氏は週2回程出勤して仕事の流れや取引先の詳細などを藤﨑新社長に伝えるなど、順調に引き継ぎが進んでいます。石山氏は、「今後は梅野前社長が一生懸命築いてきた会社を守りながら、一緒にアニィホームをもっと成長させていきたい。今回の事業承継や新しい仲間など全てが縁だと思っています。」と語ります。

※画像出典:中小機構継ぐモノサイト
※資料提供:福岡商工会議所

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